週末アングラーの備忘録

毎週末の釣行の備忘録です。 釣りをする人、これから始めようと思ってる人 誰かの参考になれば幸いです。 基本ショアキャスティング(プラグメイン) たまにカゴ釣りとか色々やります。

2018年04月

今回は東伊豆の富戸にある地磯に行った。

相も変わらず南伊豆は強風の予報だったので、伊東から河津までの

区間で良さそうな所でやろうと決めていた。



道中寄ったイシグロの掲示板に青物についての情報が書かれていた。

沖でブリなどがボイルしているとのこと。

ベイトが接岸すれば・・・的なことが書かれていた。

最近イワシが接岸しているのをよく見かけるので、これはワンチャン

あるかもしれん。


イシグロを出た後、とりあえず富戸から城ケ崎を周ってみることに。

すると道路から見る限り釣り人が見えない。

ならばと富戸の地磯での釣行を決めたのだ。

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入口はこんな感じ。

これが夏になるとスパイダーだらけで私は入れない。

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林を抜けると開けた場所に出る。ここまで約3分。

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この湾になっている部分でよくナブラが発生している。

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ここに釣り座を構える。

高低差があるが、ヒットしたら下に降りようと思う。

今回は遠征で使うルアーをローテーションしてみる。

どちらかというと今日は練習だな。

まずはいつも通りダイペンから始める。

昼間なので表層でのヒットは期待薄だが、たまにやんちゃな奴が

いるからやめられん。

最初はダイペンというのがルーティーンになっているな。

何種類か投げてみたがヒットは無し。



次につい最近買ったリライズをチョイス。

この状況ならもしかすると、ボトム付近に低活性の青物がいたら

ヒットの可能性もあると思う。

飛距離は申し分ない。1m/1秒の沈下速度とのことだが

トリプルフックでボトムタッチは怖すぎる。

底が砂地ならまだしも、岩礁なら1投目でバイバイの可能性がある。

水深はおそらく10~15mはあると思うんだけど、怖いから

8秒くらいでしゃくる。大きくワンピッチ。

動画のようにアクションしているのだろうか?

しばらくやり続けたが、ヒットが無いのでしばし休憩。

最近一気に暑くなってきたなあ。

熱中症が怖いから飲み物は多めに用意しているが、既に汗だく。

足りるかな・・・。



時刻は16時。遠くで海面がざわざわしている!

しかもかなり広範囲だ。時折ボイルしているが、何の魚かは

目視では確認できない。

とりあえずメタルジグなら届きそうだ。表層を走らせてみよう。

ざわついている海面の少し先に投入。

そして早巻きすると・・・ゴンッとヒット!!

ドラグが鳴る!かなり重いじゃないの!

しかもガンガン走るね!良い良い!

強引に寄せていき岸にずり上げる!

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ボラやないかーい!!

しかもスレ掛かり。だから重かったんだな。

てっきり大物かと興奮したぜ。

てことはあのざわざわは全部ボラか?

段々と近づいてきてるので偏光グラスで凝視。

うわあ・・・すんごい数のボラだ。

何百匹といるボラの大群だわ。

残念、だけど良いファイトが出来たから良し!!

ボラには悪いことをしてしまったけどね。



それから夕マヅメまで粘ってみたが、ボラ以外のヒットは

無かった。

まあ良い練習になったから良しとしよう。



それから帰り道、米神で少しだけエギングをやることに。

そろそろアオリイカを釣りたいなあ。

明日も仕事だからほどほどに。なんて思っていたのだが

エギングって時間泥棒だよなあ。

気付くと何時間も経っている。

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結局3時間やってこの1杯だけだった。

しかもアオリイカじゃないしな。

まあ釣れただけ良しだな!

これで1杯やって寝よう!



さて、次は待ちに待った遠征だ。

場所は八丈島。4泊5日の釣りの旅。しかもキャンプ。

最初は辛いんだけど、3日目くらいからテント拍が

楽しくなってくるんだよな。

相方と男二人でむさくるしい釣りキャンを楽しむとしよう。

ヒラマサが釣れますように。



今回は前回と同じく、河津の先の尾ヶ崎に行った。

前回はルアーでの釣行だったが、今回はカゴ釣りでの釣行だ。

本当は南伊豆の吉田大根に行きたいと思っていたのだが

思った以上に雨が長引いた為、時間が無くなり少し手前の

尾ヶ崎に決めた。

先週行った時に魚影も濃かったのでアジとか釣れるかな

と期待していた。

でも1番のターゲットはイサキだ。

イサキは梅雨頃にシーズンを迎えるが、実際のところ年中狙える

ターゲットだと言われている。

梅雨頃に産卵のため、陸に近寄って来るから狙い目ということだが

3~5月が栄養を蓄えるために荒食いしているということらしい。

ならばワンチャンあるんじゃないか?なんて思ったのだ。

まあ沖で荒食いしているってことかもしれないけれどね。

まあサーチということで。




磯に着いたのは15時前。

20時くらいまでやろうと決めていたので、暗くなるまで

コマセを撒き続ける。

暗くなってきた頃に効いてくればいいなあという企みだ。

しかし、海の荒れ具合が半端ない。
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先週の尾ヶ崎。




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今回の尾ヶ崎。

同じ場所の写真なのに、先週の原型を留めていない。

すごく怖い!



なので高い場所に釣り座を構え、釣り開始。

今回はアミエビではなく、オキアミスライスに夜釣りパワーを

少し混ぜたものを使用する。

オキアミスライスにした理由は解凍の必要がなかったという

ただそれだけの理由だ。

初めて使うから、これが良いのか悪いのかわからないけれど

まあ物は試しということで。




追い風のおかげで通常の30%増しくらいの飛距離。

同じところに投げ続ける。

棚は18mくらい。おそらく20mが底じゃないかと思う。

暗くなってからが勝負と思っているが、アタリひとつ無いな。

しかし、ここで奇跡が起きる!!

時刻は17時。そろそろライトの準備をしようかなと思っていたら

ウキがスッと沈む!

落ち着いて合わせを入れる!

重い!これはヒットですわ!!

ごりごり巻いていくが、叩くような引きがスゴイ!

根に潜ろうとしてる、これはなんだろう。

アイゴかデカメジナか、慎重に寄せてズリ上げる!!

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石鯛でした!!

38㎝、重さは計ってない。

まさかカゴ釣りで石鯛が釣れるとはなー。

初めての経験だ。底狙いだったのが功を奏したのかな。

というか、何より凄いのは2号のハリスが切られなかったことだ。

石鯛っていうとワイヤーハリスとかで釣るイメージなのだが

カンヌキの部分にキレイに針がかかっていた。

ハリスは根に擦れてズタボロだったが、なんとか持ってくれた。

こういうビギナーズラック的なことがあるから、釣りって面白い。





それからしばらくして夜釣りの準備を始める。
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空は良い感じの夕焼けだ。

後はイサキを待つばかり。アジでも良い。

しばらく棚を18mでやっていたが、3投毎に棚を1mずつ上げていく。

どこかでヒットする棚があるはず。

そして時刻は20時。棚は18m~3mまで行ったり来たりしたが

アタリは無く撃沈・・・。

やはりまだ早かったな。

でもアジとかだったら釣れてもおかしくないのになあ。

アミエビだったら結果は違っただろうか?

まあでも奇跡的な一撃があったから良しとしよう。

今回も楽しかった!

さて、次はどこに行こうかな。

GW前の釣りは次の日曜日が最後になる。

そしてGWは遠征が決まっている。ルアーしかやらない。

だから、またカゴ釣りやろうかな。

たまには堤防とかでやるのも良いなあ。






今回は河津の先にある尾ヶ崎に行った。

今週も風の強い予報だったので、やれそうな場所をいくつか考えたのだが

実際行ってみるとどこも西風がキツく、そんな状況でも釣りができる場所と

いったら、私の知る限り尾ヶ崎が1番と考えた。

そして尾ヶ崎の良いところは上から磯の様子が見えるので、山を下る前に

先行者がいるか、波を被っていないかが判断できるのである。




そして上から確認したところ先行者はいない。

波も被っていない、というか風は強いのに海は穏やかだった。

ならばと尾ヶ崎に決め、山を下りる準備を始める。

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入口はこの看板が目印。

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この林の中を進んでいく。

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道は踏み均されていてわかりやすいが、勾配がかなりキツイ。

行きは良いのだが帰りは・・・。

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しばらく進むと海が見える。ここまで3分くらい。道のりは短い。

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左側は崖になっているので、足元をよく確認しながら進む。

先人のロープに圧倒的感謝。
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この高さはマジで怖い。

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林を抜けると斜面に出る。

ここも先人の梯子があるので安心して下りることができる。

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上から見るとめっちゃ怖いな。

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磯に降りると海はこんな感じ。

穏やかでのんびりフカセ釣りをしたくなる。


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ここから先端に向かってまだまだ進む。

ここまで来たら落ちても死なないから少し安心。

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先端はこんな感じ。

潮通しが良く、水深もある。だけどここでまだ青物を釣ったことは無い。

ここに釣り座を構え、準備を始める。

風は問題ない。むしろ追い風でいい感じだ。

やはりここは西風に強いなあ。



なんだかかなり潮が澄んでいる。

水深15mくらいあるんだけど、うっすら底の岩が見えるくらいだ。

いままでこんなこと無かったな。

偏光グラスをかけるともっと見える。

しかもベイトがかなり寄ってきてるじゃないか。

イワシかな、かなりの数だ。

沖には鳥山が出来てるし、これはアツいんじゃないだろうか。




最初に投げるのはマグナムミノー。

追い風でかなりの飛距離。シルエットの大きいミノーだから

アピールは強いと思うんだけど、どうだろうな。

相方は今日はメタルジグメインでいくようだ。

それぞれが違うレンジを攻めれば、効率が良いかもだな。



しばらく投げたが反応が無いので、飛びキングにチェンジ。

20秒くらいフリーフォールさせて、そこからダートさせる

イメージでアクションさせる。

中層を意識してみたが、うーむ、アカンな。

それからダイペンを投げたり、ミノーを投げたり色々やったが

反応が無いので休憩。



16時、潮はずっと下がり続けてたがここで潮止まりの時間。

それから上がり始めるまでの微妙な時間が意外とアツいと思う。

ここで私もメタルジグにチェンジ。

80gのジグをチョイス。

40gだと潮の流れに持ってかれるし、100gだと重すぎな気がしたので

60~80gにしてみた。

それからしばらく投げてると、中層付近でゴンッと何かが

アタックしてきた!!

フッキングには至らず、焦らずに同じアクションを続ける。

2しゃくり目くらいでまたゴンッと食ってきた!

落ち着いてアワセを入れる!!スカッ・・・。

か、かるぅい・・。なんでや・・・。

回収してみるとフックが無くなっていた。

紐の部分が切れたようだった。

確かに使い込んでて擦れてはいたけど、こんな簡単に切れるとは・・・。



この日持ってきてたジグは一つだけだったので、ここからは

ダイペンとミノーで攻めてみる。

相方のジグにもアタリがあったようだが、同じくフッキングに至らず

というところだった。

それからしばらく続けたが、辺りが暗くなりここで終了。

なんともモニョモニョする後味の悪さ。

アタリはあったんだけどなあ・・・ヘタクソやなあ。

まあ仕方ない、また次回頑張ろう。

アタリは中層付近だったし、相方は底から2~3mくらいのとこって

言ってたし、次はメタルジグメインでやってみようかな。





今回も毎度のことながら撃沈だった訳だが、やはり少しづつだけど

海の状況が変わってきているように感じた。

これからもっと暖かくなってくるし、ルアーが面白い季節になっていく。

次こそは釣れるといいなあ。また南に行こう。

今回は南伊豆の入間にある千畳敷に行った

当初は吉田大根に行くつもりで南伊豆に来たのだが、着いてみると

あまりの爆風で
とてもじゃないけど釣りにならない状況だった。

元々予報では西風4mだったので大丈夫かと思ったが、なかなか厳しいね。

それでも南伊豆で釣りがしたかった。

理由として、黒潮が結構伊豆半島に寄って来ていて水温が高いということ。

東伊豆で16℃、南と西伊豆で18℃、そして南伊豆沖にもっと温かい海流が

寄ってきている。

これはワンチャンあるかもしれない。

知り合いから聞いたのだが、前日に相模湾沖でシイラやカツオや

ビンチョウが釣れたという、曰く夏の海だと。

陸からやるなら南伊豆が良いんじゃない?という言葉に私は

何が何でも南伊豆に行くと決めていたのだ!




しかしこの状況ではなあ・・・。

相方と協議の結果、入間の千畳敷なら追い風の状況で出来るのでは?

という結論に至った。

しかし千畳敷は渡船では行ったことはあるものの、陸からのエントリーは

したことがない。

というのも、あまりに道のりが長くキツイと聞いていた。

地磯本も無いし、どうしようかと思ったが今回は好奇心が勝った。

行けばなんとかなるだろうと思い、吉田から入間へ移動。

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駐車場もあり、トイレもある。キレイな港だ。

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ルートは2つあったと記憶していたが、よくわからなかったので

看板に従い山ルートへ。

が、キッツイ!!

すんごいキツイ!登山だ、これ登山だよ。
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登って10分でもう絶景だもの。

これだけの高さを登るだなんて・・・あかん、くじけそうや。

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こんな感じに道はしっかりしていて迷うことは無い。

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もうあまりに高すぎて遠近感がヤバイ。

下の豆粒のような岩は近くで見るとちょっとしたダンプくらいの

大きさなのに、ここから見るとただのゴロタに見えるぜ・・・。




それから息も絶え絶えに登っていくと整備された舗装道にでた。

なんだよ、こんな歩きやすい道があったのかと、相方と顔を見合わせ

笑ってしまった。

緩やかな坂道ではあるが、舗装されているというだけで辛さが全然違う。

10分くらい歩くと広い場所に出た。

そこから千畳敷に降りる道があった。
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つづら折りの階段を下りて磯に出る。

ちょうど渡船で来た釣り人が船に乗って帰っていった。

波が被らず、風向きの良い場所に釣り座を構えて準備を始める。

足がガクガクと震えているが、こんな沖磯で夕マヅメチャンス

なんて滅多にない。

ここは気合を入れてやろう。



最初はダイペンで誘い出し。

きびなごっぽいのが表層にいるな。

鳥も旋回しては小魚を探して捕食している。これは良い雰囲気だ。



しばらく投げ続けたが反応は無い。

ここで相方はジグでボトム付近を狙い、私はミノーでサラシを攻める。

海が良い感じに荒れていてサラシがすんごい。

今日は18時まで上潮だからしばらくはミノーで攻め続ける。

潮が上がりきって、潮止まりを迎える。

その潮が緩む僅かな時間が1番アツいと思う。

私の経験上、青物がヒットする時って潮が変化する時が1番多い。





しかし18℃ってのは結構冷たいなあ。

私の両の足が冷たいと言っている。

今日は濡れるつもりはなかったのに、逃げ遅れてしまった・・・。

疲労困憊に足はズブ濡れ、しかし禍福は糾える縄の如しというじゃないか。

きっと夕マヅメにビッグな奴がヒットするはず!



・・・なんてこともなく、相方と二人して撃沈だった!

悔しいなあ。すっごく釣れそうな雰囲気なんだけどなあ。
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前に渡船で来た時はこの場所でヒラスズキが3匹釣れた。

磯のポテンシャルは高い。間違いない。

明日が休みだったらこのまま夜釣りに突入するのになあ。

絶対にまた来よう。次は夜釣りのカゴから始めよう。



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そしてここからの帰路である。

真ん中の薄っすら見える港まで歩くと思うと・・・。

それでも相方と声を掛け合って息を切らしながら登り切り

整備された遊歩道まで帰ってきた。

そこからはほぼ下りだから楽だな。なんて思っていたら久しぶりに遭遇。

猪である。

あいつら木をバキバキとブチ折って来るからマジで怖い。

ダッシュで逃げた。ある程度逃げたら居なくなっていたので

ほっと胸を撫で下ろすが、いつまた出てくるかとビビりながら下山した。

しかも途中途中で廃墟が出てきてサイレントヒル感が半端じゃなかった。

楽しい釣行が最後はホラーで締めくくられた。




まあ行き帰りの道中は思うところがあるが、磯自体は最高だった。

絶景で、開放感がすごくて、大物が来るかもとドキドキする磯だ。

ゴールデンウィーク前に、もう1回リベンジしようと思う。








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