週末アングラーの備忘録

毎週末の釣行の備忘録です。 釣りをする人、これから始めようと思ってる人 誰かの参考になれば幸いです。 基本ショアキャスティング(プラグメイン) たまにカゴ釣りとか色々やります。

2017年07月

7月30日、正確には29日の夕方南伊豆の吉田大根に行った。



夜はカゴ釣りを、朝はルアーをやる予定だ。

なので前編はカゴ釣り、後編はルアーと分けて書くことにした。



13時に湘南を出発、現着は17時30分。

エサを購入したりと色々寄り道を重ねてしまい、夕マヅメルアーは断念。

台風の影響で波が高く、危険かもしれないという懸念があったが

到着してみると波は若干高いものの、危険というほどではなかったので釣りを決行した。


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磯伝いに歩いて行き、画像の離れ小島の裏側の磯に向かう。

釣り座が見えているので距離は遠くはないのだが道中はなかなか険しい。

健脚であれば30分かからないだろうが、今回はかなりの荷物を

持っていたので40分もかかってしまった。

釣り座の様子。

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到着したものの、汗だくになってしまったので少し休憩。

撒きエサはオキアミ3㎏+アミエビ1㎏+粉

付けエサはオキアミ2Lサイズ。

時刻は18時40分、カゴ釣り開始。

水深は15m前後だが海底の起伏が激しいので10mを底のラインとした。

10mからスタート。2mづつ上げていく。

8m、6m、2mでヒット!

目的のイサキをキャッチ!

サイズは20~30㎝。まずまずだ。

6~8mが良いと判断し、その棚を重点に攻める。

15分に1匹のペースで釣れる。

今回は数が伸びないな、と考えていた23時過ぎ。

突然入れ食いになる!

理由はわからなかったがフィーバー突入!

しかしすぐに異変が起きた。

イサキがすごく走る。青物並みに引く。

そして最後はハリスが切られる。おかしい。大サバだろうか。

ハリスを5号にする。やりすぎかなとも思ったが引きが強すぎるためやむなし。

そしてヒット!アタリはイサキだが引きはヒラマサ級!

耐えて耐えて寄せる!ふっと軽くなった。

バレたかと思ったがイサキは付いてる。

しかしイサキが食われてる。何かが腹に噛みついていた跡がある。

サメか?と思ったが、だとしたら口が小さすぎるだろう。



とりあえずそれを泳がせてみることに。

しかし大分弱っていたので表層をゆらゆら泳がせながら引いてみた。

ヒット!

特有の水柱に一瞬見えた姿。

体長は1m前後、色は銀光、シルエットは太ったヒラマサ。

針はクエ用30号、ハリスは18号。いざ尋常に勝負。

強くアワセを入れゴリ巻き!




勝負はあっけなく終わった。

アワセを入れた直後、沖に向かって走った。ものすごい速さだった。

200m巻いたスプールが残り10mくらいまで一気に走った。

こいつは何だ?サメだろうか。1mそこそこのサメが200m近く一気に走るのか?


結局もうラインが残って無かったので手で抑えた。

ハリスは18号だろうと本線は4号。本線が切れてしまった。

100mほど残ったラインを回収する。

回収しながら後悔した。

なぜルアー用のタックルで挑まなかったのか。

焦りと慢心。相手は大自然、化物級もいるだろう。

姿といい、強さといいまるでマグロのようだったな。

またもチャンスを逃してしまった。




閑話休題。




その後、イサキのアタリは2時間ほど無かった。

朝マヅメを前に数匹追加してカゴ釣り終了。

釣果はイサキが20匹。

大物は朝マヅメ、ルアーに賭ける。

イサキは14匹を仲間に渡し、6匹をイサキ汁とフィッシュカレーにして食べた。

イサキの出汁は本当に美味しい。

次のカゴ釣りは秋の大アジ狙いだな。




後編につづく。



7月23日東伊豆の上富戸の地磯、ナカヤマに行った。

前日、仕事が長引いたため朝マヅメは断念。

夕マヅメに狙いを定めた。


10時頃、湘南を出発し現着は12時。

国道135号線は熱海を除き、かなり空いていた。
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磯に着いて辺りを見回すと先行者はいない。

皆朝マヅメのみなのだろう。暑いしな。

個人的に夏は昼間の釣り人が少なくてやりやすい。

夏の昼間に釣りをしていると、子供の頃に戻ったような気がして

それがたまらなく好きなのだ。

汗だくになって冷たい麦茶を飲む。至福の時。




閑話休題



このナカヤマという地磯は5~6人は余裕で竿を出せるくらい広く

足場も低いので魚を取り込みやすい。

ただ低いが故に波をかぶりやすいので注意が必要だ。

富戸や城ケ崎の地磯では、釣り人の海への転落死が少ないけれど起きている。

ライフジャケットは絶対着用したほうがいい。

そしてライフジャケットのポケットには貴重品を入れない方がいい。

財布の中の野口や諭吉がずぶ濡れになったのは良い思い出。


さてやるかとリーダーを結ぶ。今回は4号+8号+18号の組み合わせ。

何度やってもFGノットは難しい。不器用なので形がきれいにならないのだ。

汚いままでも切れたりはしないが、ガイドに突っかかるとライントラブルの

原因となるので妥協はしない。何度でもやり直す。

3度目できれいに決まり、いよいよ開始。

最初はダイペンで様子を見る。反応はない。ないけど、何か気配がある。

そんなことを思っているとナブラが立った!

直径80mはあろうかという広範囲で特大ナブラ!

まるで海面が沸騰するかの如し!

すぐにハルシコに替えてスキッピング。あと少し届かない。

でも何かがチェイスしている。期待大。

いまひとつ食ってこないのでCBONEオズマに替える。

スロージャークでフォールで食わそう。

食ってこない!何がいけないのかわからない。

ならばとオズマを表層でワンピッチジャーク、バイトしてきた!

しかしフッキングせず!それが2回続いたが、その後ナブラは沈んでしまった。


それからはポッパーやジグやミノーなど、あの手この手で誘ってみるも

HITはなく、不穏な空気が漂いはじめた。

今回もダメか・・・また釣果の写真のない記事をアップするのか・・・

そんな弱気に追い打ちをかけるように波が這い上がってきて、私のヘソから下は濡れた。





そんな私に最後のチャンスが訪れる。

時刻は18時30分、あたりは少し暗くなってきている。

またもナブラ発生!規模は1回目より小さいもののチャンスには違いない。

しかし届かない。風向きが悪かった。

完全に向かい風の方向。一番重いルアーで挑むも20mほど飛距離が足りず

チャンスを生かせなかった。



結果として、今日もノーヒット。

大物狙い故、大漁は望めないしボウズもざらにある。

だけどチャンスに手が届いた分、今回は悔しい。

最善手を指し続けたはず。

何が悪かったといえば、運が悪かったのだ。


伊豆半島は青物がまわってきている。

ネットにはあまり情報がでないので、私が知ってる限り伝えていきたいと思う。

ルアーマンが増えて、情報を共有して楽しくやれたらいいなと思っている。

荒神、黒根崎、ヤンザ、ナカヤマは青物がまわってきている。

特に荒神は大物がいる。

数は東、大きさは南といったところだろうか。


次は南伊豆に行こう。

次こそは釣果を載せられるように、がんばろう。



今回使用タックル

ゼナック ミュートスアキュラ100HH
シマノ  ツインパワー14000XG
ライン  PE4号


今回使用ルアー

別注ヒラマサ190F
ハルシコ ピンクカラー
オズマ クリアカラー
ティンバーロング
ブリッツ76g
モンスーンブレイカー
GIG
TTイーグル
ラピード
ドラドスライダースイム
ニトロ60g
シャバジグ80g







今回は釣行記ではなく、その準備としての記録だ。




前回、南伊豆の尾ヶ崎にてライントラブルによりラインの巻き直しが必要となった。

私が好きなPEラインは

【YGYよつあみスーパーキャストマン ブルースペシャルWX-8 300m4号62lb】

摩耗に強く、強引なファイトをしても耐え抜くパワーがある。

それでいて、しなやかでトラブルが少ない。

今回もこのラインを巻くことにする。



色々なラインを使ってきて思ったのは、各メーカー、種類によって特色があり

完璧ではなく尖がった部分があって、自分に合うラインを見つけるのが一番良い。

アジングやエギング用のリールにはデュエルの

アーマードフロロを巻いている。

これは感度が抜群に良くて飛距離が出る。

破断強度も強い。そしてリーズナブルな価格。

細いラインの中でオススメの一品だ。

ただ摩擦にすごく弱い。あと風に弱い。

良いところと悪いところがある。だから面白いと思う。



ロッドにおいては主にシマノのロッドを使っていた。

コルトスナイパーエクスチューンPS、とても使いやすいロッドだったが

これといって突き抜けた部分もなく、全体が平均以上というのが私の感想だ。



八丈島での釣行で、デカマサに完全敗北してからこのロッドに

限界を感じ、新しいロッドに変えた。

使ってみた中でヤマガブラングスのブルースナイパーは素晴らしかった。

強くて適度な張りがあり、それでいて軽いので疲れない。

次にMCワークスのレイジングブル、これは凄い。

パワーがハンパない。大物じゃないと曲がりもしないんじゃないか、というぐらい強い。

しかし重い。一日振るには余程体力に自信が無いと厳しいヘビー級ロッドだ。

結局私が選んだのは、ゼナックのミュートスアキュラ。

固いのではなく粘り強いロッド。

どちらかと言えば柔らかいのでルアーの操作が容易である。

魚がかかってからも持前の粘り強さで勢いをいなしてくれる。

アングラーのアシストに特化したロッドだと感じた。

半永久保証というのも安心できる。


人それぞれ好みがある。なので上記はあくまで私の個人的な感想だ。

自分の好きなロッドが自分にとって一番良いロッドじゃないかな。



さて、ラインの話から大分脱線してしまった。

今週末のためにラインを巻き直そう。

大物が釣れるといいな。次は東伊豆に行く予定。









再度尾ヶ崎へ。


良い磯であることに違いない。

前回は運が悪かっただけと自分に言い聞かせる。

イサキやアジも狙えるかもということで今回はカゴ釣りをやることに。

ただやっぱりルアーもやりたくて、解凍するまでの間だけルアーをやることにした。

別注ヒラマサをキャスト。

やっぱいい動きするなあ。

しかし、わずか数投でライントラブル。

60m分くらいのPEが逝きました。

きっと今日はカゴ釣りに専念せえ、というお告げであろう。

スペーサーラインシステムにしてからトラブルはかなり減ったんだけどなあ。

やはりスペーサーが太かったんだな。要調整。

4号+8号+20号って組み合わせが一番滑らかだと感じます。





閑話休題




気を取り直しカゴ釣り。

棚5mからスタート。

ジグで調べた感じ、15m前後でボトムだから少しづつ下げてみる。

5m、小サバしか釣れない。

8m、コサバ。

12m KOSABA。

ずっと、こさば。

ならばと、それを泳がせても釣れない。

時刻は18時を回り、もう帰ろうかな・・・と思ったら。

スッとウキが入った!

重い!こいつはサバじゃねえ!

釣れたのはイサキ!なかなか良いサイズ。

棚は7m!

そこからコンスタントに良型イサキが釣れ始め、最後に沖メバルが釣れて納竿。

7mで釣れだしたからずっと7mで通したけど

もっと深くしたら大型が釣れたのだろうか・・・

明日仕事じゃなければ色々試したかったけど。

これにて納竿。



帰りの山道はしんどかったけど、釣れたので良しとする。

来週は青物釣りたいなあ。

伊豆の尾ヶ崎に行った。

国道135号線を下田方面に向かう。

その途中にある尾ヶ崎ウィングという休憩所の少し手前、河津よりの林に入口がある。

目印としては尾ヶ崎ウィングの案内看板がある。

そこが車二台分くらいの広さのスペースがあり、そこから山道を下る。

道自体は長くない。距離で言えば250m前後。

だが勾配がかなりきついので帰りは大変。

なるべく両手がフリーになる装備がベスト。



20分程歩き入磯。

かなり沖に突き出ていて、潮通しも良い。

釣れそうな気配しかない。

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狙いは大型青物、最初は別注ヒラマサでダイブさせるも反応なし。

次はハルシコで中層を泳がせる。

反応なし。

ならばヘビーミノーでぶりぶり誘う。

反応なし。

潮のぶつかってるとこや、ベイトでもわもわしてるとこを通すも反応なし。

結局17日は完敗。

絶対いると思うんだけどなあ・・・


使用タックル

ゼナック ミュートスアキュラ100HH
シマノ  バイオマスターSW10000HG
PE4号
リーダー フロロ80lb


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